できは程々

二週間前に焼いた作品を窯たら取り出す日。長身を最近曲げたことないくらい屈折させ釜の中に。あれだけ燃やした薪たちは2センチくらいの灰に。この灰はザルで濾してまた灰釉として使用できる。伝統的な技術だがキチンとしたリサイクルができている。作品は良いできであった。計算されて配置された作品を一つ一つ丁寧にはずす。配置場所によって炎の回りが違うことをチェック。1300℃近い炎と熱で焼かれた各作品一つ一つをチェックしながら窯の外へ。外ではそれぞれの作品の制作者の歓喜の声。あんなころもあったと思いながら窯と、棚板掃除。各自仕上げして終了。経験が作品を見る目を高めた数年ぶりの薪窯堪能しました。