門松

古くは、木の梢に神が宿ると考えられていたことから、門松は年神を家に迎え入れるための依代という意味合いがある。

平安時代に中国から伝わり、室町時代に現在の様式が決まったという。 主な形状は竹の先端を斜めにカットしてある「そぎ」と呼ばれる門松(画像)と、「寸胴(ずんどう)」と呼ばれる竹そのままの形の2種類。 前者の「そぎ」は徳川家康が始めたもので、徳川家康の生涯唯一の敗北として知られる「三方ヶ原の戦い」(1572年)のあと、対戦相手の武田信玄に対して、次は斬るぞという念を込めたのが始まり。

3本組の竹を中心に、前面に葉牡丹(紅白)後方に若松を添え、豪華になると梅老木や南天熊笹ユズリハなどを添える。 

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